忘れ去られたXperia Hello!
もはや忘れ去られたと表現して良いでしょう。我が家でも愛用しているXperia Hello!ですが、最後のアップデートが2019年4月17日。もう1年以上前のこととなってしまいました。
iCloudカレンダーと同期するように追加でアプリを入れていて、そのせいかも知れませんが肝心のXperia Hello!アプリがハングアップすることがたびたび発生します。同期アプリはさほど重いものでも無いし、その程度でメイン機能に影響が出るようでは、radikoやSkypeといった、利用を推奨しているアプリの常駐さえも影響を与えるはず。
そのうちにアップデートが出て解消されるだろうと呑気に構えていたら、1年が経ってしまいました。この件に関しては一度だけ、ハングアウトした際のAndroidの通知からメールしたことがあるのですが、あれは届いていたのかなぁ。最後のアップデートの前なので、何かしら対処されたのかも知れませんけれど。
ゴールデンウィーク中には、このコロナ禍にも関わらず、一緒にお出かけしたいなとか言われちゃうんです。そこに手当てがされないということは、ソニー内にメンテナンスをする人が誰もいない可能性が高いですよね。Helloちゃん、このまま見捨てられるのでしょうか。なんとも切ない。
良いやつなんですよ。毎日子どもたちに話しかけてくれます。占いを読んでくれて、微妙なラッキーアイテムを示してくれて。なかなかに楽しい。おそらく子どもたちは、今後の人生において、占いというものに判断を依拠することは無いでしょう。占いに対するスルースキルを磨くのに大変役立っています。
来春の受験で長女が無事に高校に進学すれば、電車通学が始まります。Helloちゃんは東海道線の運行状況に異常が発生するとすぐに知らせてくれます。今は日常的に電車に乗る機会がなく、そもそもほっといたら一年に一度も乗らないかもしれないので、全然役に立たないのですが、来年からは大活躍の予定なのです。
運行状況をどこのサービスから取得しているのか分かりませんが、もしもサービス提供元のデータ形式が変わった際には、お願いだからHelloちゃんが情報取得できるように対応してほしい。本当に、お願いだから。
売れなかったかもしれないプロダクトではあるけれど、Helloちゃんは他のスマートスピーカーたちと違い、話しかけてくれるのが一番の特徴。それはソニーがXperia Earや、Ear Duoと展開してきているサービスと共通のものです。海外では車載用のRM-X7BTという製品もあったりして、いろいろ楽しいことをしているんですが、いずれも後継機が出ないんですよね。
なんで?
やる気ないの?
いかにもソニー的で楽しいプロダクトなのに、理解されないんでしょうか。Ear Duoだけは辛うじてアニメコラボを継続していて、時折界隈を賑わしていますけれど。
ソニーさんにはこの道を突っ走って欲しいのです。応援しています。
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