リボ払いの思い出

なんてものは、無い。

Twitterで少し話題になっていて検索してみたら、「知らぬ間にリボ払いになった!」というお話が結構ありました。カード会社もそれなりに分かりやすく表示はしているんですけれど、契約者側からするとまだまだ分かりにくいのでしょう。

そもそもリボ払いについての知識を持っているか持っていないかでもかなり違うでしょうし。この辺はもう、中学校ぐらいで教え込まないと無理じゃないかな。それぐらい、世の中に当たり前に存在していて、そしてものすごく怖いものです。交通ルールを知らないと事故に遭うのと同じ。リボ払いを知らないと余計な手数料を取られる。

初期設定で支払い金額が毎月1万円とかなってたら、破産させる気満々としか思えません。そこはカード会社も、限度額の50%ぐらいに初期設定をしておいたら良いんじゃ無いと思います。30万円の与信枠(限度額)を与えるのなら、15万円をこえた分をリボ払いにする、という具合に。

その方がリボ払いになっていることに気づかれにくくて結果的に収入増につなが…最低な会社だな。

請求明細に、メールでも郵送でも、最上段に20ポイント以上の文字サイズで「お客様は現在リボ払いをご利用中です」とか表示を義務付けるとかね。(テキストメールだと難しいか。)それでも見ない人はいるので、気づかなかったという話を尽きないと思いますが、さすがにそれはもう、気付けよ!となるでしょう。

カード会社も儲けなきゃならないんで、いろんな方法で手数料が増える方へ誘導してきますが、アコギだと言われない手法をとって欲しいものです。長年カードを使っている私の視点からすると、今は十分に周知されているように見えるんですけれど、一般的にはまだまだ足りないと見えているのでしょう。そして最初にも言いましたけど、義務教育で教えるべきでしょうね。キャッシュレスを推進するのならなおのこと。

リボ払いも悪い話ばかりではありません。設定しておくと年会費が安くなるとか、ポイント倍付されるとか、お得なポイントもあります。何円以上の分をリボ払いにするという選択のできるリボ払いでそうしたメリットが受けられるなら、カード限度額と同じ金額を指定した上で、リボ払いに設定しておくと良いでしょう。

そういう事ができず、支払った分は全部リボ払いで返済、なんていうものは、一切使ってはなりません。何のメリットもありません。お得に見えても確実に損になります。

「リボ払いでいくら使うともれなく○○をプレゼント!」というようなキャンペーンは頻繁に見かけますが、それらは条件を達成次第、繰上げ返済をして支払う利息を極力少なくするようにして応募するのが常識と考えましょう。その手間が面倒だと思う人は応募しようと考えてはいけません。発生する利息と、プレゼントの品の価値を天秤にかけて、お得であればチャレンジするわけです、手間をかけるのが平気な人は。私にはできませんでした。

セコい方法にも見えますが、カード会社もあの手この手で、会社によってはかなり際どい方法で何とか儲けようと迫ってくるのですから、受けて立つこちらもあの手この手を弄するのはある意味当然。遠慮は無用です。

細かな条件を最小限の被害でクリアして大物を狙う事ができる人のみが生き残れるリボ払いの世界。普通の人は近づいちゃダメです。リボ払いの仕組みをよくよく理解して、決して近寄らないようにしましょう。

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