My Book Studio IIに、中古のディスクを突っ込んでみる
いつからでしょうか。My Book Studio IIが不調になったのは。
RAID0か1で使える外付けドライブなのですが、FireWire800でつないでいるのにUSB1.1の頃よりも遅いんじゃ無いかと言うほど書き込み速度が遅くなり、あげくにはまともに動かなくなりました。ファームウェアの更新をしてみても改善の兆し無し。
最近になってようやく重い腰を上げでまともに原因を調べ、格納されている2台のドライブのうち、1台が壊れていることを確認しました。
Western Digitalにコンタクトを取って、交換ドライブを入手するのが王道なのですが(保証期間を考えたら無償で入手できて良いはずだけれど、よく分からない)、日本国内拠点が無くなって、片言の日本語を話す肥土が電話に出るとか、あやふやな情報を掴んでしまって、身動きできなくなってしまいました。
それからさらに数ヶ月。経費で購入して、大切なデータの二重化のために使用していたドライブ。いい加減復活させないと用を為さないにもほどがある、というわけで、いよいよ電話を使用と思った矢先。
同型番の中古を購入して、交換してみてはどうだろうかと思いつきました。ソフマップで3,980円で売ってるんです。
というわけで、昨日の午後に発注して、もう届きました。右が元々のドライブ、左が今回購入のドライブ。何度見ても型番は同じ。ラベルに記載されている項目が若干違いますが、まあ良いでしょう。
元々のドライブには、「Use WD GreenPower drive only」というシールが側面に貼られています。グリーンのラベルの製品なら、良いんじゃ無いかな。
My Book Studio IIの上蓋を開ける、以前の調査でドライブを取り外したままになっている空間がお出迎え。
おもむろに、中古のドライブを挿入します。
あらためて蓋をして、スイッチオン!
ところが、全面LEDが点滅するばかりで、取説にあるような下から上へ点灯する、なんて状態にはなりません。速い点滅は過熱状態だそうですが、電源オン直後でそんなこと言われましても。
もう一度、ドライブを抜き差しして固定を確認。再度電源を入れる、下から上へLEDが動き、すぐに全点灯状態(写真の状態)になりました。
取説では、5〜7時間、RAIDの再構築にかかると書かれていましたが、障害復旧を試みる過程でデータを消去してあったので、コピーしたりする時間が必要なかったのでしょうね。
MacBook Pro RetinaにThunderbolt to FireWire Adapterを介して接続すると、専用ユーティリティに無事、認識されました。データのコピーもスムーズで、大成功です。
この調子で、Green Power Driveに該当するドライブを探せば、容量アップも出来そうに思います。上位機種に搭載されているドライブの型番が分かれば最も確実です。
ケース内はかなりキツキツなので、他メーカーのドライブは入らないかも知れません。元々入っていたドライブも、固くて抜けづらかったぐらいですから。でも今度試してみようかな。
さあ、しばらくは大容量のデータコピー三昧です。ようやく以前の、安心してデータを預けておける環境の復活です!
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