お施餓鬼をUstream配信するぞ!

お寺でUstreamといったら、法要を配信しなくては始まりません。遠方で参列出来ないお檀家さんやご親戚にも法要の様子を見れるように。まずはそんなところからUstream配信を始めていきたいと考えています。

その後の展開はその後に任せて。

手元にある機器で使えそうなのはXactiのHD2000とか、GoPro HD2とか、MBP、MBAくらいでしょうか。

ビデオ撮影時の画角の問題で、配信に使えそうなのはGoProだけでした。狭い本堂で雰囲気を写し撮るには、170度の広角レンズが効きます。かなり魚眼ってますけどね。

後はGoProが映す映像をどうやって配信するか、です。Wi-Fi BacPac+Wi-Fiリモートコンボキットを手に入れられれば、これで配信が出来るのですが、残念ながら日本ではまだ発売になりません。今月下旬という予定で、取扱の各店では備えをしているようですけれど。技適の関係と思われます。

他の手立てを考えて、iPhone4での単体配信に考えが戻ったりもしましたが、やはり画角がきびしい。

ダメかと思っていたところに、LiveShellという製品を知ることが出来ました。

リンク先を見てもらえばすぐに理解していただけると思いますが、普通のビデオカメラからの映像を、そのままUstreamに乗せられるという夢のような製品です。

GoProと繋いで配信した例もたくさんありましたので、何の不安もありません。お施餓鬼の法要は1時間10分程度なので、電池の持ちも大丈夫そうです。

いける!

というわけで、さっそく注文しました。

須弥壇(本尊様の安置されている本堂中央部)にMacBook Airを乗せて配信操作をするか、LiveShell単体の操作で済ますか。たぶん着物を着てカメラ取り付け位置の近くに設置するLiveShellを操作するのは難しいので、MBAを使う方法になりそうですが。

現場での試験配信は、お寺のお施餓鬼よりも10日ほど早く厳修される新盆の方だけのお施餓鬼法要がチャンスです。

施主家の読み上げなどもあるので公開配信は出来ませんが、妻に映像を確認していてもらうぐらいは出来そうです。一応光回線なので、配信する回線と同じ回線で視聴しても問題ないはず。

辛いお盆が、ちょっと楽しくなってきましたよ!

ただ、LiveShellには残念な点もあります。HDMIで入力出来るのに、最高でも480pという制限が付きます。この小さな筐体で安定配信するためには仕方のないことも知れませんが、非常におしい!

ただ、他の方が配信された映像は、十分な高画質になっていますから、満足は出来ると思いますけれども。

Podcastと違って、自分がしゃべらなくて良いから、お施餓鬼の配信は気楽で良いですね。準備と当日の操作に集中出来そうです。

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