長くバッテリー駆動するために

アイコン
VAIOノートにはPowerPanelという省電力設定のためのツールが標準で組み込まれています。これはかなり高機能なツールで、Windows標準の電源設定は出来ないことも簡単に出来ます。

画面右下にあるPowerPanelのアイコン(上写真)を右クリックし、「プロファイルの編集/作成」をクリックすれば、自分好みの電源設定(プロファイル)を行えます。
最初から用途に応じていくつかのプロファイルが用意されていますが、項目の意味を把握して、自分の使い方にベストマッチな設定を行った方が使いこなしている気がして楽しいです(笑)

Profile

たとえば私の場合は、上記のようなプロファイルを使用しています。これはバッテリー駆動時のもので、AC電源駆動時は、フルパワーを発揮できるように設定しています。

バッテリーでの駆動時間を伸ばす時のポイントとなるのは次の4項目です。
 ・CPU制御
 ・LCD Brightness
 ・i.LINKポート節電
 ・メモリースティックポート自動節電
(下の二つの項目は、パソコンの発売時期によって項目名が異なるようです)

CPU制御は「省電力」がおすすめです。「さらに省電力」という設定もありますが、2時間の会議程度であればそこまでしなくてももちます。(CPUの種類によってはこの設定はないかもしれません)

LCD Brightnessは、バックライトの輝度のこと、つまり画面の明るさのことです。Level1~9まであり、数値が大きいほど明るくなります。5がおすすめ設定のようですが、それだと暗いので7にしてあります。Level7は、屋内で使うには十分な明るさです。

i.LINKポート節電、メモリースティックポート自動節電はそれぞれのポートに常時通電しておくかどうかのことです。これを節電状態にすることにより、ずいぶんと駆動時間が延びます。私の場合、i.LINKポートを移動先で使うことはまずあり得ないので節電にしています。

メモリースティックポートも同じです。こちらは節電状態であってもメモリースティックを差し込めばすぐに使えるようになります。認識に数秒かかるらしいですが、さして困ることもないので節電にしています。
(もしかしたらi.LINKポートも差し込めば使えるようになるのかも。未確認です)

このプロファイルを「オリジナルスタミナ」と名付けて、AC電源をはずすとこのプロファイが自動で選択されるようにしています。

自動で選択されるようにするのは簡単で、バッテリー駆動時に希望するプロファイルに切り替えるだけです。最初に行ったようにアイコンを右クリックして、「プロファイル」にマウスをあわせるとプロファイルの一覧が表示されるので、そこから選びます。
これだけで、次からはAC電源をはずすと選んだプロファイルが使用されるようになります。

設定項目が多いのでなんだか難しそうですが、よく分からない項目もヘルプに細かく説明が載っているので、いろいろいじってみると楽しいです。バイオノートを持っているのにPowerPanelを使ったことのない人は、一度おためしあれ。

あ、でも、バッテリー運用しない場合は意味ないんですよね(汗)

SRX7Sであればこの「オリジナルスタミナ」の通りに設定し、内蔵の無線LANとBluetoothをオフにしておけば、確実に3時間以上標準バッテリーだけで使えます。ずっと文字入力を続けても、2時間以上はもつと思います。

無線LANをオンにしたままでも3時間程度使えるので、オフにすれば実際は4時間ぐらい使えるかもしれません。外出先でそこまで長時間パソコン使わないので分かりませんけど。
今度実験してみようかな。

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